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ボウモアでモルトドレッシング [靴・鞄・革]

シングルモルトのスコッチウイスキー、ボウモアを手に入れたので、早速革靴のモルトドレッシングに使ってみました。

スコットランドのアイラ地域で生産されるウイスキーの代表格。潮の香りがする、スモーキーな味わいなどと言われる定番スコッチウイスキーとのことです。

最近は靴のローテーションのために、二足ずつ靴のメンテをすることが多いです。

平日は黒の靴に統一しているので、黒の乳化性クリームと黒のキウイを使ってメンテをします。

ウイスキーは時々人間でテストしてみることも(笑)。たしかに、最初口に入れたときには、「潮の香り」「スモーキー」というよりは「磯焼けした」ウイスキーという印象でした。

文化の日は晴れたのでブラウン系のベガノカーフのスコッチグレインで出かけました。先週の日曜日も履いたのでもう一度クリームを与え、モルトドレッシング。

こちらはダークブラウンの乳化性クリームとブラウンのキウイで磨きます。

かかとの部分に少し”焦がし”(黒色)を入れてみました。
黒色は黒のキウイでのモルトドレッシングを最終段階で追加。遠目にはいい感じになっていると思います。

近づいて見ると、やや黒い部分がややムラになってしまっています。この辺りはマーブル模様として良しとしましょう。
モルトドレッシングに使ったウエス(磨くのに使用した布)をチェックすると、ブラウンのキウイはかなり赤みがかっているように感じます。ウイスキーで拡散した色合いでわかりました。これはクロマトグラフの一種ですね。
ブラウン系の靴のお手入れは、色合いの調整が大切であり、かつ、うまくやれば自分の好みで色調を変えられる可能性も楽しみの一つと言えるでしょう。