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タリスカーでモルトドレッシング [靴・鞄・革]

シングルモルト・ウイスキーのタリスカーが手に入ったので、味見のついでに靴のお手入れです。

このスコッチは、スコットランドのスカイ島(Skye island)で醸造されている有名なウイスキーです。手持ちの解説本によると、「強烈なスパイシーさが癖なる」とされていて、これと比べると日本のウイスキーが大変クリアな味わいに思えてきます。ちょっと乱暴かもしれませんが、私にはボウモアに比較的近い香りが残りました。こちらはスコットランドのアイラ島のものです。

さて、お手入れしたのは、手持ちの革靴スコッチグレインのメトロクラシコとライトカーフです。

メトロクラシコのほうは大切に履いているのですが、甲革への軽い傷が絶えません。やはり朝の通勤で東京の山手線のラッシュで踏まれたり蹴られたりするので、こちらはなかなか防ぎようがありません。

まだ、写真ではわからない程度の軽いものばかりで助かっています。
ちょうど履き始めてから2ヶ月経過しました。

毎週1回程度の頻度なので、せいぜい10数日履いた程度です。底の磨耗は上の写真の程度です。晴れた日にはこの靴で歩きたくなります。ダブルソールで靴自体の重量は重たいほうですけど、その厚い底のおかげで、ちょっとまとめて歩くときには足裏が楽に感じます。

一方、ライトカーフ。こちらはもうちょっと長く使っています。履きシワもかなりはっきりと残ってきています。

こちらはやわらかい子牛の革を使っていて、軽いです。手持ちの革靴のなかでも通気性がよいように感じます。
ですから、会議などで一日座っている日などはこの靴を持ち出すことにしています。

踵の部分にかけての革にも履きシワがのこっています。
この靴は、底の革がやわらかいのも特徴だと思います。

その代わり、滑りやすいので、ゴムの滑り止めが3ポイント漬けられています。ただ、こちらはかなり革が毛羽立ってきていますからスリップしにくくなってきました。(このソールの新品のときの様子も記事にさせていただいています。)

このように、革靴は注意してみていると、すこしづつ革の様子が変わってきているのがわかります。これで、モルトウイスキーを呑ませて綺麗にする楽しみもふくらみます。