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丹那断層 01 [旅行]

もう9月ですが、いったいいつまで夏空が続くのかと思うくらい、暑い日が続きますね。8月下旬に静岡県までドライブしたときの記事です。

家族の自由研究も兼ねて、丹那断層を見学してきました。

伊豆半島の丹那盆地まで行きました。住所で言えば、静岡県函南町(かんなみちょう)です。ここを丹那断層が通過しています。この断層は、伊豆半島北部一帯に大きな被害を与えた昭和5年(1930年)の北伊豆地震(マグニチュード7.3、震央付近の震度6)を起こしたもので、箱根芦ノ湖から修善寺まで続く、長さ約30キロメートルの断層です。地震当時工事中だった東海道本線の丹那トンネルも、この地震でずれてしまい、断層が発見されるとともに、工事が延びてしまったのだそうです。その後、丹那断層のうち、函南町にある一部の場所が、昭和10年に国指定天然記念物に指定されています。
ここの目玉は、保存された実物の断層を見ることができることです。

「丹那断層公園」として整備された公園の中に、断層地下観察室があります。入場無料でいつでも断層を見ることができます。

近づいて見ると、、、

これが断層なんですかね?たしかに、ずれているように見えます。

さらに近づくと、昭和5年に動いた断層とマークがありました。でも、雑草が生えて来たり、保存が結構大変ではないかと思いました。
この断層は、1000年に2メートルの割合で左横ずれを続ける、横ずれ断層ということです。一度の地震で2.6メートルも動いているとのことですから、そのエネルギーはすごいとしか言えません。

丹那断層の記事をつづけます。

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