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丹那断層 02 [旅行]

丹那断層の公園には1930年に動いて北伊豆地震を起こした断層の実物を、別の視点で見られるものがあります。

これは石で出来た円形の塵捨場だったのだそうです。このほぼ真ん中を断層が通っていたために、地震後の水平の食い違い(横ずれ)が起こったことがわかる目印となっています。約2.6メートルずれているのだそうです。

(一枚目の写真と上下が逆さまになってしまっています。)
昔の(1930年以前に真っ直ぐだった)水路もずれています。


丹那盆地の地形と断層線がどこなのかが判るジオラマもあります。
残念ですが、雨や土が乗ってしまっていて、少々汚れています。

1930年の北伊豆地震の際の被害の様子も写真で残されていました。これは箱根山の様子。地割れが発生しています。地震のものすごさが判ります。
函南町には1,738世帯が当時あったそうですが、394戸が全壊したとのこと。(函南町教育委員会のパンフレットから)

函南町の様子です。いまは水田が広がる盆地です。
断層の動いた跡が判るもう一つの場所に行きます。

(丹那断層の探索はつづきます。)
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