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皇居一周散歩 [日記・そのほか]

日曜日に家にこもってばかりいると身体に悪いしお腹も凹まないなあ、とのことで、散歩で東京駅まで出て来ました。滅多に利用しない丸の内中央口で出みると、東京駅の駅舎は改装工事中で全面に覆いが被っていて、いまは鑑賞用ではありません。新丸の内ビルをすこしの時間覗いたら、御幸通りに出て皇居方面に向かいます。

ビル群を抜けた広場には、大きな噴水が。

この日は午後から暖かくなってきて、上着なしでもいられるほどでした。噴水の向こうに見えるガラス張りの建物では結婚披露宴が行われていました。ちょうど良い陽気で、すばらしい日になったのではないでしょうか。

さらに皇居に向かうと、お堀が見えてきて、視界が一気に広がります。

振り返ると、オフィスビルの周りの木が一気に紅葉を迎えています。
皇居とその周辺は都心でも緑が集中しているところ。この日は赤、黄、緑の色合いを一度に楽しむことができました。


そして、皇居のお堀に到着。風が静かな日で、皇居の周りは外国人のお客さんとランナーで一杯でした。その中をカメラをもってうろうろする散歩もなかなかいいものです。


皇居は一周大体5kmくらいでしょうか。周りはカップルとランナーばかりですが、果敢に?散歩を続けます。


東京駅近くの大手門から左回りにあるいていくと、北の丸公園のあるこのあたりのお堀が一番立派に見えます。江戸城の天守閣跡もこの近くらしいです。


そして、千鳥が淵を過ぎて半蔵門のあたりからは、霞ヶ関の官庁街が見渡せます。このあたりの景色もなかなか良いです。


途中、最高裁判所の横をとおります。私は一度も中に入ったこと無いですが、学校の社会科見学で入った人もいますよね。


途中、「柳の井戸」、「桜の井戸」という看板を見つけました。なんでも、もと井伊藩邸前の井戸だそうです。
このあたりを明るい時間にゆっくり歩いたのは初めてです。いろいろ発見があります。
もう少しで桜田門です。


桜田門では警視庁ではなく、反対側の法務省旧館をじっくりと。これは復元されたものとのことですが、このあたりのビルの中ではダントツのレトロさをかもし出しています。後ろには、最近お騒がせのお役所も入居している近代的な法務省ビルが建っていますが、こちらは文化財としてずっと残して欲しいものです。


最後は虎ノ門の「虎」。この石造はいつからあったのでしょうか。虎ノ門交差点にひっそりと鎮座しています。ほんの最近まで気づかなかった虎さん。平日は人通りが多いので、じっくり撮影するのをためらってしまっていました。この日は日曜日でこのあたりはほとんど人通りが無く、遠慮なく撮影できました(笑)。

結局、東京駅から皇居を廻って新橋まで、5,6kmくらいのゆっくりの散歩を楽しみました。たまにはいいですね。最近、「ブラタモリ」というテレビ番組を見て、散歩がマイブームになりつつあります。まあ、実際に歩くのは時々なんですけど。それだけ完全自由な時間を、カメラと一緒の散歩はすばらしく楽しいです。
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