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大宮盆栽美術館 [日記・そのほか]

さいたま市に滞在している間に、さいたま市北区にある大宮盆栽美術館にいってきました。


さいたま市北区のJR東北線の土呂(とろ)駅から少し南に歩いたところにあります。住宅街の中にひっそりと建っているので初めてのときは分かりにくいかも。

この日は雨でした。傘を立ててから、入場料300円を払ってから見学します。
内部は撮影禁止なのですが、野外に展示してある盆栽は一部撮影可でした。


エゾマツの盆栽。「轟」という作品でした。
全くの素人ですが、幹の曲がり具合とか枯れ具合がとても難しそうだなと分かります。
(枯らすのも盆栽の技法の一つのようです。)


針葉樹以外の盆栽もあるんだなと初めて知りました。これはヤマモミジの盆栽です。


展示室内には盆栽に関する基礎知識が分かりやすく説明されていました。松にも様々な種類があります。


やっぱり「松柏盆栽」といわれる、松の小さな盆栽が一番思い浮かべるイメージではあります。

関東大震災の後に東京都文京区千駄木の団子坂に多く集まっていた盆栽業者が集団で移転したのが盆栽村(さいたま市北区盆栽町)の始まりだそうです。その後、2010年にさいたま市の新しい観光拠点を目指して市によって作られたのがこの美術館です。

しかし、私が訪ねたのは日曜日のお昼過ぎにも関わらず、お客さんは我々を含めて6名3組。300円ならば入りやすい施設と言えますが、集客は大丈夫だろうかと少々心配になります。開館当時は税金で購入した高額の盆栽を枯らしてしまったなどと報道されていました。さいたま市民としては、皆さんに少しでも盆栽町と盆栽美術館にお越しいただいて、「鉄道博物館だけじゃないよ。さいたま市にはこんなところもあるんだよ。」と知ってほしいです。


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