仕上げ磨きと箱詰めまで スコッチグレインの工場見学8 [靴・鞄・革]
スコッチグレインの工場見学の続きです。
今回の記事で、靴が製品になるまでをご紹介します。
前回の記事で靴底まで縫い付けられた靴は、下の写真のような機械のローラーで靴底を歩きやすいように成形します。
削るのではなくて、圧力をかけて靴底の中央部が凸になるような加工です。靴底は真っ平らではありませんね。
次にヒール（踵）のパーツの取り付け。これは接着剤を塗っているところのようでした。
踵を機械で圧力をかけて取り付けます。
グラインダーで靴底の周辺部分（コバ）の形を整えます。
コバの仕上げは靴の形の印象を変える重要な工程と思います。職人さんが慣れた手つきで、靴を手でグラインダーに当てて素早く仕上げていました。
ここで木型が外され、靴墨（クリーム）による磨きにかかります。
この時点でこんな状態になります。
十分にきれいだと感じます。
ここには、靴底に焼き付ける焼印の型が置いてありました。
革底だと、靴の底にブランドネームが焼印されています。思ったよりも沢山の種類がありました。
水の噴射で靴先を磨く工程も見せていただきました。
職人さんが噴射ノズルをもって、次々と靴を磨いていきます。
この水ジェットによる靴先磨きはすごい。
自分でがんばって磨いても、ここまでピカピカにするのは大変です。
ここで、商品タグ、レース（靴ひも）などを付けて、製品の最終チェックが行われます。
シューキーパー（靴の中にセットして型くずれを防ぐパーツ）もセットされます。右下の靴の中にセットされている赤と黒のプラスチック素材のパーツです。
スコッチグレインは、しっかりとしたシューキーパー（木製のものはシューツリーと呼ばれることもあるようです）が靴とセットで販売されています。これは、スコッチグレインの靴のいいところだと思います。
そして、箱詰めされて、出荷を待ちます。
やっと、製品になるまでの一連の工程を、ひととおり記事にできました。
これからは、靴の修理や、お手入れなどについて、工場見学で見聞した内容を記事にしていきたいと思います。
今回の記事で、靴が製品になるまでをご紹介します。
前回の記事で靴底まで縫い付けられた靴は、下の写真のような機械のローラーで靴底を歩きやすいように成形します。
削るのではなくて、圧力をかけて靴底の中央部が凸になるような加工です。靴底は真っ平らではありませんね。
次にヒール（踵）のパーツの取り付け。これは接着剤を塗っているところのようでした。
踵を機械で圧力をかけて取り付けます。
グラインダーで靴底の周辺部分（コバ）の形を整えます。
コバの仕上げは靴の形の印象を変える重要な工程と思います。職人さんが慣れた手つきで、靴を手でグラインダーに当てて素早く仕上げていました。
ここで木型が外され、靴墨（クリーム）による磨きにかかります。
この時点でこんな状態になります。
十分にきれいだと感じます。
ここには、靴底に焼き付ける焼印の型が置いてありました。
革底だと、靴の底にブランドネームが焼印されています。思ったよりも沢山の種類がありました。
水の噴射で靴先を磨く工程も見せていただきました。
職人さんが噴射ノズルをもって、次々と靴を磨いていきます。
この水ジェットによる靴先磨きはすごい。
自分でがんばって磨いても、ここまでピカピカにするのは大変です。
ここで、商品タグ、レース（靴ひも）などを付けて、製品の最終チェックが行われます。
シューキーパー（靴の中にセットして型くずれを防ぐパーツ）もセットされます。右下の靴の中にセットされている赤と黒のプラスチック素材のパーツです。
スコッチグレインは、しっかりとしたシューキーパー（木製のものはシューツリーと呼ばれることもあるようです）が靴とセットで販売されています。これは、スコッチグレインの靴のいいところだと思います。
そして、箱詰めされて、出荷を待ちます。
やっと、製品になるまでの一連の工程を、ひととおり記事にできました。
これからは、靴の修理や、お手入れなどについて、工場見学で見聞した内容を記事にしていきたいと思います。
この水ジェット噴射による表面光沢処理には驚かせられました。 水で艶が出るなんて寝耳に水（笑）です。
by 炎遊人 (2009-08-16 17:58)
ものすごく手間をかけられてすばらしい製品になっていくのですね。
ひとつひとつに職人さんの思いがこもっているのだろうと思います。
水による靴先磨きは、私も驚きました。
by YAP (2009-08-16 18:08)
水のジェットでピカピカに成るのは知りませんでした！
焼印は上の新しいのが見覚えのあるやつです。
赤いプラのシューキーパー、まだ1個だけ残ってます＾＾
by モモパパ (2009-08-16 18:30)
靴を作るのってこんなに工程があって大変なのですね。。。
hideyuki2007yさんがこの見学でますます靴磨きに勤しまれることと
思います。(^^)
加工の機械が壊れたら、、と途中の記事にありましたが、
こういう手作りの味わい深い靴がいつまでも続くといいですね。。。
by うつぼ (2009-08-16 19:16)
靴造りって、本格的にやるとホントに手間がかかるんですね。
とても分かりやすく、勉強になりました。
こうやって作られた靴は長持ちするのでしょうね。
わたしも靴の手入れは自己流なんです。
お手入れの方法をぜひ記事にして下さい。
by ナツパパ (2009-08-16 20:43)
実際に見学されて、ますます靴に愛着がわきますね。
お手入れをされて大切にされることでしょうね。
by DION (2009-08-16 21:18)
笑わないでください。
酒飲みの私は、スコッチグレイン＝ウィスキーの話と
勘違いしました。
靴の工程も、いろいろとあるのですね。
いい靴は長持ちしますよね。
by リックディアス (2009-08-17 08:39)
しかし、ここまで見せてくれて、且つ、撮影OK。自社の製造技術に自信があるからと言ってしまえばそれまでですが、う～ん、ここまでやるんですね。それに感動です。
次の革製品の手入れに関しても期待してます。
by きんちゃん (2009-08-17 09:30)
水で磨くんですか！ ピッカピカですね。
革靴に水という取り合わせに驚きました。
うちの革靴も、たまには磨いてやらんとなぁ。。(^^;)
by うたに (2009-08-17 12:31)
水の噴射で磨くとは、予想外でしたね。
by たいちさん (2009-08-17 16:13)
水で磨くのって難しいんですよね〜
幾度と無く失敗しています(笑)
いい靴では恐くて出来ません。
一度くらいはケルヒャーでやってみたいですけど。
by りゅう (2009-08-17 22:16)
自分の顔がしっかり映りそうなくらいピカピカですね(@_@)
by mau-mauu (2009-08-18 07:29)
焼き印がたくさん並んでいる写真がなんか好きです♪
誇りの証しなんでしょうね(^^)
by gon (2009-08-20 04:05)