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メトロクラシコをモルトドレッシングしてみる [靴・鞄・革]

先日購入したスコッチグレインのメトロクラシコを下ろす準備をしています。

乳化性クリームで磨いて、履き皺(しわ)のクセを付けています。意図的にソールを履いた状態の屈曲を付けることで、実際の歩行時が楽になるとともに、つま先だけのすり減りなどの軽減につながるとお店でお聞きしました。メトロクラシコはダブルレザーソールなので、ソールが厚い、従ってシングルソールより硬いため、このソールの慣らしが特に必要とのことです。

今週は雨続きなので、当面、履く機会も無く、国産カーフの甲革のこの靴もモルトドレッシングしてみることにしました。

仕上がりはこんな感じ。
送信者 ダルモアでモルトドレッシング

ベガノカーフほどではないにせよ、乳化性クリームだけとは違った光沢が出てます。
(比較できる写真を撮影していないのですが、、)

つま先のアップです。
送信者 ダルモアでモルトドレッシング

室内で履いてみて、ある程度の履き皺を付けています。甲の部分にもしわが入りました。甲革も、一度特定の箇所に皺ができると、以後ずっとその場所が歩行の屈曲を受るようになります。

今回は、ヒロカワ製靴ご本家と同じスコッチウイスキーのダルモアが手に入りました。
送信者 ダルモアでモルトドレッシング

ウイスキーによる仕上がりの違いはあまり感じられませんでした。結局、私自身が消費してしまう分が多いのかと思います。
これまでのグレンフィディック、山崎、それからダルモア。どれも特徴のあるシングル・モルトのスコッチウイスキーです。人間の鼻はこの違いが分ります。靴磨きの機会が益々楽しくなってきます(笑)。