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九州新幹線で鹿児島へ 4 [旅行]

フェリーが出港すると、デッキに人が集まります。もちろん、桜島を観るため。

ちょっと雲にかくれています。


鹿児島港と桜島港の間の海域には、巡視艇のような大型の艦船が停泊していました。鹿児島湾を見守っているのでしょうね。


フェリーで約15分の船旅を終え、桜島フェリーターミナルに到着。ふと上空を観るとかなり低い位置に黒い雲が。これは雲ではなく、桜島の噴煙です。この噴煙が地上に落ちると、火山灰になるのでしょう。

フェリーターミナルから徒歩で行ける範囲で回ってみました。

高濱虚子の句碑 「溶岩に秋風の吹きわたりけり」
フェリーターミナルから徒歩10分程度のところにありました。


その句碑の直ぐそばにある月読神社。


句碑からさらに10分程度歩くと「道の駅 桜島」に到着。
ここでエアコンが効いた室内で一休みしました。9月中旬の旅行にもかかわらず、気温は30度を遥かに越えていたので、Tシャツ一枚でも汗まみれになってしまっていました。ですから、ここで休憩できたのは救いでした(笑)。


更に、徒歩10分程度のところにある、桜島ビジターセンター。
こちらは、入場無料の火山のミニ博物館です。


入口には桜島の活動状況が手書きで説明されていました。
2011年は1月から9月中旬までの間で950回以上の噴火があったとのこと。


桜島の噴火の歴史や自然現象についての展示がされています。
過去の桜島の噴火の歴史や地形の変化が詳細な模型でわかるようになっていました。


2009年6月17日の噴火。噴煙が見事に盛り上がっています。


地震計のリアルタイム画像が表示されていました。これは京都大学の火山活動研究センターが設置している4カ所の地震計の様子を表示しています。火山性地震の観測することで活動状態を予想することができるのでしょうね。

そして、ビジターセンターを出てみると、、、


目の前には、先程のセンターの写真のような大きな噴煙が!
2011年9月18日13:22の撮影です。大きな噴煙が徐々に広がりながら、鹿児島市中心部方向に飛んでいました。
小心者の私は、慌ててフェリー乗り場に戻って、鹿児島市内に戻りました。とても暑くてバテてしまったこともあります。
わずかな間の桜島観光でした。

この後、鹿児島市内を少し歩きます。(つづく)
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