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新しい革靴をおろす(スコッチグレイン・オデッサ)1 [靴・鞄・革]

新しい革靴をおろす準備をしています。
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スコッチグレインのロングノーズモデル、オデッサです。
甲革にはフランス・アノネイ社のキャンシーボックスカーフを用いた、私にとっては、これまでで一番高価な革の革靴です。
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出荷時からモルト・ドレッシングが施してあります。
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シンクレアというモデルもそうでした。スコッチグレインの靴でモルト・ドレッシングがしてある靴は、その旨が分るようにカードが添えてあります。
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先日のブラウンのベガノと同様、シングルE。普段は3Eの私が履く中では細身の靴です。内羽根式ストレートチップで、これならフォーマルな場でも大丈夫です。
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ソールもベガノと同様、トップゴム・レザーソールですが、こちらは赤ワイン色に染めてある、ステインド・ソールになっています。この色合いにグッときてしまいます。
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ソールの焼印にもどこかしら高級感が漂います。
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これも、一旦履いてしまうと分らなくなるため、今のうちに楽しんでおきます(笑)。

スコッチグレインの革底のシリーズ、ヒール部分も片方の角が面取りになるなど、細かいところにこだわりがあります。
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ストレート・チップと呼ばれるデザインです。
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この、つま先部分を磨き上げるのが楽しみです(もう、病気です。)。

はじめて履く前に、乳化性クリームを使って磨くことで、靴の革をしなやかに保ち、保護幕を表面に作ることができるそうです。ですから、革靴をはじめておろす前の日には、靴磨きは必須です。

と、思ったら、関東地方は明日は雨模様とのこと。履き下ろすまでに、せいぜい楽しませてもらうことにします。